経営情報 / 飲食業
2022.05.27
日本フードアドバイザー協会発信!飲食店販売促進のポイント!(その2)
「このお店のおすすめは何ですか?」
そう聞かれたとき、全く答えを持っていないお店はないでしょう。
看板メニュー、季節限定商品、シェフこだわりの一品、開店当時からの変わらぬ定番…様々あると思います。
ですが、お店側からすすめるとなると…
「ランチの時間はとても忙しくて、お客さん全員に『おすすめ』まで言えていない」
「おすすめしているというより、決められたセリフを言うだけになっているスタッフもいて、思ったよりお客さんに響いていない」
そんな風にお悩みなら。
今回のテーマである『POP広告』が、役に立つかもしれません!
POP広告とは!
POP広告とは、point of purchase広告の略、つまり「購買時点広告」です。
つまりはお客さんが意思決定する、まさにその時に働きかける広告であり、「ものいわぬセールスマン」ともいわれるそうです。
存在感をもちつつも、押しつけがましいとは思われず、お客さまがテーブルにいる間アピールし続ける…という、人間のスタッフではできない側面から、販促に貢献してくれるのです。
POP広告の効果が特に期待できるもの
POP広告にする効果が高いものとしては、
・おすすめメニュー
・子ども向けの商品
・追加オーダーの対象になりやすいもの(デザート類など)
…等が挙げられます。
また、ランチタイムのように
・混みあいやすい
・「早く安く食べたい」といったニーズを持ったお客さまが集中しやすい
…といった状況であれば、POP広告によりオーダーを誘導しやすくなります。まとまったオーダーにより、厨房がパニックになりにくいのです。
ただし、注意を引くからこそ、注意すべきこともあります。
載せるメニューは、お客様に満足してもらえるものである必要があるのです。
POP広告もお店とお客さまとのコミュニケーション。がっかりさせてしまうようでは、逆効果になってしまうのです。
POP広告を効果的に使うポイント
・写真入りPOP広告は、やはり視覚的効果が高いです。
美味しさ、お値打ち感を表現しましょう。
・メニュー表と同様に、見る楽しさ・読む楽しさを組み込みましょう。
・メーカーさんからPOP広告が提供されることもありますが、お店の雰囲気に合わないのであれば、独自のデザインを施すなどの工夫をしましょう。
日本フードアドバイザー協会
以上、日本フードアドバイザー協会の『飲食店 奇跡を起こす!レター!!』より抜粋、一部編集しました。
日本フードアドバイザー協会とは、日本唯一の飲食ビジネス支援プラットフォームとして活動する団体で、税理士法人スマッシュ経営もその一員です。
今回抜粋したものの全文については、添付PDFからご覧いただけます。
また、税理士法人スマッシュ経営第3課こと、飲食店専門課のHPはこちらです。
添付:奇跡を起こす!レター!!